ヨガと伝統医学

アユール・ヴェーダは、ヨガと同じインドで生まれ、今なお、受け継がれている伝統医学です。「ドーシャ」という言葉を聞いたことはありますか?ドーシャとは、ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水)という体を機能させている3つの要素です。この3つのドーシャ「トリ・ドーシャ」が正常に働いていれば健康で、異常になると病気になります。
また、この3つのドーシャのバランスによって、その人の体質(プラクリティ)が決まります。誰しも、ヴァータ・ピッタ・カパのドーシャを持ちますが、ヴァータが特に多い人は、ヴァータ体質ということになります。
ただし、ドーシャは季節やその人の状態によって変化します。ドーシャはどれが良い・悪いというのではなく、バランスの問題です。ですから例えばヴァータ体質の人は、ヴァータが増えすぎることを避けたほうがいいでしょう。では、それぞれ3つの体質の特徴はどういったものなのでしょうか?
ヴァータ・・・これは、風のように軽やかだけど落ち着きがない人です。ヴァータの性質は、「風」が表すようにとても行動的。活発で瞬発力もありますが、忍耐力や持久力にはやや欠けます。理解力は高いのですが、集中力に欠けます。
ピッタ・・・これは、炎のように精力的だけど、怒りっぽい人です。バイタリティはあるけれど、怒りっぽいところが「火」の性質を表しています。何事にも精力的で、理解力・記憶力も申し分ありません。
カパ・・・これは、性格も動作もゆったり流れる水のような人です。色白でやわらかい肌、そして艶やかな髪の毛はまさに「水」の性質です。おっとりした性格で優しく、滅多に激怒することはありませんが、怒ると怖いタイプです。
ヨガと同じように、伝統医学にもそれぞれの名前と由来、特徴があるのです。

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